据え置き型浄水器のメリット・デメリット

公開日:2020/10/15  最終更新日:2020/11/10

一口に浄水器といっても、蛇口直結型・据え置き型・ビルトイン型・セントラル型・ポット型などさまざまな種類が存在します。そのため浄水器を設置する際は、各浄水器の特徴を理解しておくことが大切ですが、最もポピュラーといわれている据え置き型にはどんな特徴があるのでしょうか。今回は、据え置き型のメリット・デメリットを紹介します。

設置前に知っておきたい据え置き型浄水器の基礎知識

家庭用の浄水器には、蛇口に直接取り付ける蛇口直結型や、シンク下に設置するビルドイン型、水道の元栓付近に設置するセントラル型、持ち運びが可能なポット型などさまざまな種類がありますが、最もポピュラーといわれているタイプが据え置き型です。

卓上型やカウンタートップ型、シンクトップ型などと呼ばれることもあるタイプで、本体をシンクの上に設置して使用します。本体のサイズは製品によってさまざまですが、一般的には高さ300mm前後・幅200mm前後・奥行き100mm前後の製品が多いです。形状についても製品によってさまざまですが、近年ではキッチンインテリアの一部として楽しめるほどデザイン性に優れた製品も数多く販売されています。

なお、据え置き型は通販サイトや家電量販店などで20,000~100,000円ほどの価格で販売されています。また、設置は自分で行える製品が多いものの、専門の取付業者に依頼する必要がある製品もあるため注意しましょう。

また、据え置き型には、1WAYタイプと2WAYタイプの2種類の形式があります。1WAYタイプは、水道水を蛇口に設置したアダプターで分岐し、本体のノズルから浄水された水が得られるタイプです。一方の2WAYタイプは、アダプターで分岐した水道水は一度本体に流れ、浄水された水が再び蛇口に戻るタイプで、通常の水道水と同じように蛇口から浄水された水が出てきます。

どちらのタイプが適しているのかは、各家庭によって異なりますが、それぞれの特徴を理解した上で最適と思われる方のタイプを設置しましょう。

据え置き型浄水器のメリットを知ろう!

据え置き型浄水器のメリットとしては、まずろ過能力が高いことが挙げられます。より本格的なビルドイン型にも劣らない性能のフィルターが搭載されているため、簡易型のフィルターでろ過する蛇口直結型などと比べて、ろ過能力が高いというメリットがあります。

また、蛇口直結型などの簡易的なタイプよりもろ過量が多いため、飲料水としてだけでなく料理など他の用途に使うことも可能です。加えて、浄水機能だけでなく軟水を生成する機能など、多彩な機能が搭載されている製品が多いという特徴もあります。

さらに、カートリッジの寿命が長いのもメリットのひとつです。蛇口直結型の場合、カートリッジの寿命が2~5か月の製品が一般的なのに対して、据え置き型の場合は6~12か月の製品が多いため、カートリッジを交換する手間が少ないという特徴があります。

加えて、カートリッジの交換頻度はビルドイン型とほぼ同じとなっていますが、カートリッジの価格はビルドイン型の方よりも安いです。そのため、ビルドイン型などの本格的なタイプよりも、ランニングコストを抑えられるというメリットもあります。

なお、据え置き型は、設置の手軽さにおいては蛇口直結型やポット型には劣りますが、上記でも記載した通り自分で設置できる製品が多いです。本格的な設置工事が必要なビルドイン型などの本格的なタイプよりも設置しやすいため、初めて浄水器を使用するという方にも設置のハードルが低いタイプの浄水器といえるでしょう。

据え置き型浄水器のデメリットとは?

据え置き型浄水器の最大のデメリットは、シンク上に設置スペースが必要なことです。シンクが広い家庭ではそれほど心配する必要はありませんが、実際に設置したらシンクが手狭になってしまい、調理などの作業に影響が出たというケースも少なくありません。

そのため、設置の検討を進める際は、シンクの広さと本体サイズのバランスを充分に考慮する必要があります。なお、近年では設置スペースを取らないコンパクトサイズな製品も増えているため、シンクがそれほど広くない場合は、コンパクトなサイズの製品から選ぶとよいでしょう。

また、本体価格が比較的高いのもデメリットのひとつです。本格的なタイプであるビルドイン型やセントラル型と比べれば安いものの、蛇口直結型やポット型よりも高いため、価格を最も重視する場合は蛇口直結型などの簡易的なタイプの方が適しているでしょう。

さらに、本体をシンク上に設置するという特性上、本体やホースが汚れやすいというデメリットもあります。日々のお手入れを怠ると次第に汚れが目立つようになるため、見た目だけでなく衛生面を考えれば、こまめな掃除を欠かすことができません。

なお、据え置き型は自分で設置できますが、蛇口の種類によっては取り付けできない場合があります。そのため、設置したい蛇口の種類を確認して、それに対応した製品を選ぶ必要があります。加えて、設置方法についても蛇口の種類によって異なるため、対応している蛇口の種類とあわせて、設置方法についても確認しておきましょう。

 

据え置き型浄水器は、ろ過能力やろ過量が優れていることや、カートリッジの寿命も長いためメンテナンスの手間が少ないといったメリットがあります。一方で、シンク上に設置スペースを取るというデメリットがあるため、シンクの広さと本体サイズのバランスを充分に考慮した上で設置の検討を進めましょう。

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