浄水器の浄水効果とは

公開日:2021/04/15  最終更新日:2021/02/18

水道水にはさまざまな不純物や化学物質が残留している可能性がありますが、浄水器を使用することで安心して飲んだり料理に使ったりできる水を生成できます。そのため、日常的に利用する水の味や品質にこだわりたい方、安全性を重視する方にお勧めできる製品です。浄水器によって浄水効果の違いがありますので、情報をチェックしましょう。

有害物質の除去能力に優れたフィルターの効果

一般家庭に上水道管を通して供給される水道水は、安全性の基準を満たすために様々な処置を施されています。代表的なのが浄水場で殺菌のために投入される次亜塩素酸(カルキ)や、浄水処置のときに発生するトリハロメタンなどの化学物質です。

そのまま飲用することには問題がないとされているものの、やはり体に直接取り入れるものですので安全性において大いに気にかかるものではないでしょうか。そこで活躍するのが、浄水器に使用されているフィルターです。

フィルターの種類にはいくつものタイプがあり、それぞれのタイプによって吸着除去可能な物質の種類が異なります。ご利用を希望する浄水器にはどの種類のものが採用されているのかを見極めることが、より快適で納得のできる浄水器ライフの実現につながるものと言えます。

できる限り多くの物質を除去して純粋度の高い水に磨き上げたい場合や、ニオイや濁りが気にならなくなるレベルに浄化したい場合、美味しいお茶やコーヒーのためにほどよくミネラル分を残してバランスの良い水を手に入れたい場合など、そのニーズはさまざまでしょう。

いずれにしても有害物質をどのような仕組みで浄化するのかを、浄水器のタイプ別にチェックすることは、これから導入しようとお考えの方に必要な知識となります。それぞれの浄水効果について、比較検討をしていきましょう。

活性炭を使用したフィルターは微細な孔が吸着効果を発揮する

活性炭は、ごく小さな孔が多数あいていることで水の浄化に高い効果を発揮するものです。浄水器のフィルターカードリッジにおいてポピュラーな素材で、安定的に浄化をすることができる観点からも大変優れている濾過材と言えます。

樹木や竹材、ヤシの殻などを利用して作られており残留塩素やトリハロメタンなどの化学物質が活性炭の表面にある微細な孔に吸着されて、不純物を取り除く効果が発揮されます。その孔の大きさは、およそ0.1ミクロン(1ミリメートルの1,000分の1)とも言われ多くの浄水器はこの活性炭のフィルターとその他のフィルターとを組み合わせて、より効果の高い浄水性能を確保していることが多く見られます。

また付加機能として抗菌剤をコーティングし、さらに効果を高めている製品もありますのでチェックして比較検討すると良いでしょう。比較的価格帯の安い製品では活性炭フィルターのみを採用しているケースもありますが、有害物質の吸着効果を高めて更に安心できる水に磨き上げたいという方には、複数の浄化方法を組み合わせたフィルターを使用している浄水器がおすすめです。

使用期間が長くなると、活性炭の濾過材が次第に目詰まりをしていきますので、浄水効果を維持するためには各メーカーが推奨する交換時期の目安を守ることが大切です。また、使用しない期間が継続する場合にも交換することが望ましいでしょう。

効果の高い中空糸や逆浸透膜を利用した製品も魅力的

さらに高い浄水効果を希望する方にお勧めできるフィルターの種類には、中空糸を利用したものがあります。中空糸とは、糸状の繊維を束ね合わせて作られたフィルターです。

きわめて細いストロー状となっており、一般に見られる細菌を通さない細さですので、細菌はもちろんのことカビの成分や水道管の剥がれによるサビの成分なども通すことなく、きれいな水を生成することが可能です。この特性と活性炭のフィルターの特性を組み合わせることで、効果の高い浄水性能を発揮することが期待できるので、採用している製品が多く見られます。

また、圧倒的な浄水効果を発揮できるものとして注目されているのが「逆浸透膜」です。RO膜と呼ばれることもあり、水の分子以外を通過させることがない超高性能な浄水用フィルターとも言われ、有害物質の中にはこの逆浸透膜でしか除去することができないものもあります。

きわめて純粋な水に近い状態にまで浄化することができることから、特にきれいな水を必要とするような場所や、水質に対して敏感な方などにお勧めできるものと言えるでしょう。一流の料亭であったり有名なレストランであったりと、良好な水質が厳しく求められるシチュエーションでも採用されているケースもありますので、その信頼性はかなり高いものと考えることができます。利用される方の希望や状況に合わせて選ぶと良いでしょう。

 

これらのように、浄水器には様々な効果を有しているフィルターが採用されており、その性能にも違いがあります。情報を正しく見極めることがより良い選び方に繋がっていきますので、豊富な製品を比較検討することができるウェブサイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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